代表メッセージ 2010年

代表メッセージ(2010年)

知の時代を生きる若者たち

「知の時代」の到来が叫ばれて久しいですが、どれだけ多くの若者が「知の時代」に対して正しい認識を持っているのでしょうか。ある著名な弁護士が、「知の時代」を生きるこれからの若者たちが課せられるであろう重大な問題について、数年前に講演を行っています。その講演の中では、人類の進化の歴史は以下の六段階に分けられます。順に[Ⅰ]第一次産業「足腰の時代」、[Ⅱ]第二次産業「手足の時代」、[Ⅲ]第三次産業「口先(契約)の時代」、[Ⅳ]第四次産業「頭(ソフト)の時代」、[Ⅴ]第五次産業「心の時代」そして[Ⅵ]第六次産業「気の時代」という六段階です。またその際、講演者は、現在の我々は[Ⅳ]の「ソフトの時代」に生きていると結論付けています。

 人類の歴史が六段階に分けられ得るか否かについては議論の分かれる所でしょうが、この講演の中には非常に興味深い指摘がありました。それは主に肉体を使う[Ⅰ][Ⅱ]の時代と、主に頭(脳)を使う[Ⅲ]の時代以降には大きな違い、圧倒的な格差が存在するということです。

 [Ⅰ][Ⅱ]の時代、ある人がどれだけ仕事が出来、どれだけ優秀でも、他の人と2倍・3倍の違いは生まれません。例えば、農家としてどれだけ優秀でも単位面積当りの農作物の収穫量で2倍・3倍の違いは決して生まれない。また、100メートルを走るにしろ、世界最速の人間が9秒5としても13秒前後で走る男子高校生と2倍の差も生まれないということです。しかし「口先(契約)・頭(ソフト)の時代」以降の「知の時代」では9秒5と13秒の差は決定的です。マイクロソフト会長のビル・ゲイツは10年ほど前に個人資産の中から数兆円をいう巨額の資金を自らの財団に寄付し慈善活動を開始しましたが、それでもなお7兆円近くの資産を有し、且ついまだ毎年1000億円程度の「資産」を殖やしているようです(Forbesなど)。日本人の平均年収が400万円として一体何倍の格差が生じているのでしょうか。このような例はアメリカのビル・ゲイツに限らず、発展途上国を含めて多くの国々で見られるようになってきました。ごく少数の人間が巨万の富を独占する状況です。

 さて、その講演で指摘された「知の時代」を生きる若者たちの課題に戻ります。講演者の力説する課題は「頭脳を使って三歩前に出よ!またその能力を開発せよ!」というものです。肉体(足)を使って三歩前に出ることは100人いれば100人全員が可能です。しかし「頭脳を使って」となると、一歩前に足を踏み出せる人間が100人中20人程度、更に二歩目を踏み出せるのがその中の5名程度、そして最後の三歩目を踏み出せるのは数名に限られ、最終的に最後のその数名が成果のほとんどを持ち去ります。

受験に際し、誰かに引きずられながら三歩目を踏み出す生徒がいます。それはそれで必要な場合も勿論ありますが、山王学院は「自ら」三歩目を踏み出せる人間を育てることを最終的な目標としています。また「継続⇒変化⇒自信⇒確信」という【成功の黄金律】をしっかり守り、感謝の心を持つ事で、誰でも成功できることを伝えたいと思っています。山王学院は生徒の皆さん一人ひとりの長い人生の中で「真に役に立つ塾」であり続けたいと考えています。

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