公立高校入試について

~平成29年度からの推薦入試の変更点~

2月中の推薦入試が廃止となり、一般入試翌日の面接と同じタイミングで行うことになります。上記は、A日程を第一志望校とし推薦枠を利用、B日程は一般枠での受験のパターンです。B日程が第一志望校の場合はこの逆になります。
 3月初旬に行われる一般入試の筆記試験を全員が受験します。推薦枠利用者も受験します。そして翌日に面接を行いますが、この段階では推薦枠利用者は前日に受けた一般入試の筆記検査の結果は考慮せず、推薦枠面接のみで合否判定が行われます。ここで合格した場合には受験終了なのですが、この段階での発表はありませんので、引き続き第2志望校を受験する事になります。
 推薦枠面接で不合格になった場合は、一般枠受験の生徒と同じ扱いになります。つまり、前日に受けた筆記検査+内申点で校内順位が決定されます。そして第2志望校の受験へと進みます。3月中旬に行われる第2志望校は一般枠の受験になります。こちらは現行と同じ、筆記検査+内申点で校内順位が決定されます。その後は約1週間後に合格発表があり、第一志望校での合格か、第二志望校での合格かが発表されるという流れになります。



旭丘高校を例にとってご説明させて頂きます。
旭丘高校は定員が320名です。毎年、推薦入試の合格者が定員の約1割程度になります。今年度入試から推薦入試が一般入試の枠に組み込まれますが、この傾向は変わらないと思いますので、ここでは推薦合格者を40名とし、これを引くと、一般入試で争う席の数は280名となります。
この280名の合否を決める要素となる点数が2つあります。
内申点と当日点の2つです。
内申点というのは、中学校の通知表の合計のことで、入試の判定材料にするときには、これを2倍して、90点満点にします。
また、当日点というのは3月に行われる高校入試の筆記試験の合計のことです。今年度入試より1教科22点満点となり、これが5教科ありますので、110点満点となります。
この表は横軸が当日点を表し、一番左が110点満点で、右にいくに従って点数が下がります。縦軸が内申点を表し、一番上が90点満点で、下へ下がるに従って、点数が下がっていく、という風にご覧ください。
まず、始めに当日点も内申点もともに280番までのところに線を引きます。
この2つの線に囲まれた部分をA判定と呼びます。A判定に入った生徒は、全員合格です。当日点も内申点もともに合格圏に入る余裕の合格ですね。しかし、A判定で合格する生徒は全体の約6割から7割程度で、その他の部分から合格する生徒が存在します。
B1の生徒と、B2の生徒です。これらの生徒は、それぞれ、当日点と内申点のどちらかが少しA判定に足りなかった生徒です。
B3の生徒や、B4の生徒は、残念ながら不合格です。
B1の生徒と言うのは、内申点は、A判定に入っているが、当日点が少し足りないタイプ、つまり内申が強いタイプです。
B2の生徒は、その逆に、当日点が高く、内申点が少し足りなかった生徒です。以上が愛知県公立高校入試の基本的な合否判定方法です。
B判定の生徒に関して、当日点と内申点の比率を変えて、合否判定を行うのですが、高校側が設定する比率には3つのパターンがあります。当日点対内申点を6:4にするパターン、4:6にするパターン。そして5:5にするパターンの3つです。それではどの高校が、どのパターンを選択しているかを見ていこうと思います。
当日点を重視する高校は、内申×2という点数に、当日点を1.5倍した点数を足します。このパターンを選択している高校は、
旭丘、明和、向陽、瑞陵、桜台、昭和、天白、熱田などの高校です。
内申点を重視する高校は、
先ほどとは逆に、内申点を1.5倍する計算を行います。このパターンを選択しているのは、
日進高校 東海商業が、これを選択しています。従来どおりの高校は、
特に新たな計算をせずに、そのまま合否判定を行います。
このパターンを選択している高校は、鳴海、東郷、長久手高校などです。
ご覧いただいてお分かりのように、普通科の大部分の高校が当日点を重視するパターンを選択しています。特に大学進学に力を入れている高校にその傾向が強いようです。

 生徒の皆さんは、普通科、尾張学区1群・2群、Aグループ・Bグループの中で第一志望校を決めます。尾張1群のAグループから第一志望校を決めた場合、第二志望の受験校は同じ 尾張1群のBグループから選ぶことになります。また、尾張2群のAグループから第1志望校を決めた場合、第二志望の受験校は同じ尾張2群のBグループから選ぶことになります。同様に、Bグループを第一志望とした場合、同じ群のAグループから第一志望校を選ぶことになります。以上のように、群をまたいでの受験はできませんのでご注意下さい。 しかし、下線の引かれております松蔭高校、常滑高校、東浦高校、武豊高校、阿久比高校、大府東高校は、共通校となっており、群をまたいでの受験が可能です。

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